先日、栃木県鹿沼市のお客様より、競売に、かけられて困っているとご相談を頂いた。
市の法律相談や、行政の無料弁護士相談などで三人の弁護士に話を聞いて貰ったが何の解決策も見出せず、とうとう競売開始決定が。
自宅に臨場した裁判所執行官も、いろいろ手紙が届くけど、電話しない方がいいよ。とアドバイスしたらしい。
当社のダイレクトメールに興味を持ったまま、二ヶ月も不安と恐怖で辛い日々をおくられていた。
勇気を出してご連絡戴き、即日面談。
話は簡単。不動産の担保価値より、残債元金、利息、遅延損害金、競売申し立て費用を足してもお釣りが来る。
本人では微妙だが、ご家族が他の金融機関から借換えてあげれば一件落着。
このご家族はこのまま住み続けられるこちをお伝えすると、ホッとしたのか、涙を流されて感謝の言葉をいただいた。
私たち不動産のプロからすると簡単な事だが、初期相談をする相手を間違えた事により、数ヶ月も苦しみ、余計な費用を支払うハメになってしまった。
今回、当社は全くビジネスにならなかったが、競売で悲しい思いをする方が一人でもすくなくなるお手伝いができればと思う。
お金にならなくてもお客様からの ありがとう が聞きたくて日々この仕事をしているのを実感できた。