収益物件としての任意売却

By | 2014年2月16日

今日は栃木県宇都宮市のお客様の所に任意売却のご相談に伺った。

自営業で飲食店を家族みんなで営んでいたが、売上は右肩下がり。数年前からまともに給料も取れていないと言う。 複数の金融機関から借入をしており、滞納は勿論。催告されては払い、呼ばれたら頭を下げに行く・・・という生活を3年以上続けていたそうだ。

一番抵当住宅金融支援機構。二番抵当は地元地方銀行の二社。 固定資産税の差押登記。 事業性の公的借り入れが4件 その他金利がお高めなところ数社・・・

登記簿を見る前に、このご家族の窮状を聞いていたので、かなり任意売却での不動産の保全は難しいかな?と思ったが、意外にも役所の差押以外、仮差押など付いていない。 このご家族が真面目に債権者に向き合ってきたからだろう。 しかし、ご家族の精神状態は極限を超えていた。 お金のことでトラブルになると、不安定な精神状態が表情と思考をゆがめ普段の生活にモロにでる。客商売なら尚更だ。接客に張りがなくなり笑顔が消えそしてまた、お客の足が遠のいてゆく・・・

収入(売上)と支出の金額、返済額が全く合わない。これから先、売上が上がることも期待できない完全なオーバーローン状態。政府系、公的融資の回収が甘いので何とか今までやってこれたが、逆に今まで苦しめていたという考え方もある。

私の、今までよくここまで頑張ってこられましたね。でも、もう十分じゃないですか? との言葉に、家族全員涙された。

今ならまだ、不動産を任意売却することによって不動産を第三者にいったん所有してもらい、そこから賃借することで住まいと仕事場を確保できる。 借金を整理した後、事業が軌道に乗れば、また住居兼店舗の保全してもらった不動産を買い戻すことができる。

最近では、サラリーマン大家ブームらしく、当社にも収益物件として、当社でお預かりしている任意売却物件のお問い合わせが増えている。今回のケースのように、元の所有者の方がそのまま借主となる場合、購入してすぐに賃料収入が受け取れるし、リフォームの必要も無く、買い戻すモチベーソンがあれば、賃料も滞納しないよい店子となる。 債務が無くなれば、家賃など全然払える方たちばかりある。 こういったリースバック事案は最高の利回り物件だと思う。

このお客様の自宅も競売を回避し、そのまま住み続けられ、いずれまた自分の不動産に買い戻せるようにお手伝いしたい。

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