任意売却に携わって良かったと思うとき

By | 2013年5月9日

本日も栃木市にて任意売却の決済が無事終了した。

自営業のAさん。この不景気で仕事も激減。家族が病気し、その介護のため収入が途絶えてしまった。 貯金も底を尽き、このままでは支払いができないと連帯保証人である息子さんがどうしたらいいものか?とインターネットで検索され私のところに相談に来られた。

真っ先に頭をよぎったのは、弁護士に依頼して自己破産する。という選択だったそうだ。しかし、真面目なご家族は、住宅ローン以外ほとんど借金がない状況。単純に仕事がなくなり、収入が年金だけになってしまった。しかし、すずめの涙ほどの年金も、食費と介護費用にきえていってしまう・・・
払わないのと払えないのは大きな違い。現実に収入がない訳だから。と、高利貸しからでも借りてきて、住宅ローン返済にまわしそうな真面目なご家族に、これから先のお話をじっくりさせて頂き、最悪、競売も覚悟で住宅ローンの支払いを止めてもらい、同時に行政に生活保護受給の相談を打診した事案である。

任意売却の手続きを進める過程で、数ヶ月の滞納が必要になるが、その期間を使って全額完済できる金額で販売活動をしていた。
正直、立地等の条件的に完済できる価格で売却できる確立は非常に厳しいと思っていたが、運よく購入希望者が現れてくれた。
私がお買主様に売主様の窮状を説明すると、いろいろな難しい条件を嫌な顔せず快く引き受けてくださった。 ほんとうに運がいい。Aさんご家族の真面目さが良い購入者様を引き寄せたのであろう・・・

仕事の都合で決済には立ち会えなかったが、決済終了後にAさんから感謝の電話をいただいた。『借金なくなって良かった。いろいろありがとうございました』 このありがとうをスタッフもいただき、私にうれしかった。と真っ先に報告があった。
この事案は当社のスタッフがほとんど行った。私は初回の面談と、購入希望者様を現地でご案内して購入申込書を頂いただけだ。当社のスタッフに私からありがとうと言いたい。

先日も任意売却にて投資家さんに自宅マンションを購入して頂き、そのまま住み続けることが出来たお客様からも突然1年ぶりにお電話をいただいた。
ご無沙汰していますと言う挨拶も早々に、宮口さんと司法書士の先生のおかげで無事、民事再生が・・・ と、感極まったのか、涙でその後の言葉が出てこない。私の良かったですね。の言葉の後は泣きじゃくっていた。
保険会社に長くお勤めで、後数年で退職金が貰える状況下、自己破産が難しいいお客様。しかし、当時は借金で大変な思いをされていた。
誰に相談しても、自己破産しかない。マンションも競売で取られてしまう。住み続けることは不可能だ。とさんざん言われて最後に当社に相談に来られたが、無事会社も辞めることなく、マンションにもそのまま住み続け、借金問題も一件落着。
泣いてまで感謝していただける。 人に喜んでいただける仕事が出来てうれしく思う今日この頃。 明日からももっと ありがとう と言っていただけるように頑張ります。

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