裁判所の人間が、任意売却は良くないといっていました。

By | 2014年3月13日

相続・不動産お悩み相談センターに、「裁判所の人間が、任意売却は良くないといっていました」の質問が入りましたので回答させていただきました。

質問内容:

自宅が競売になり執行官がきました。
不動産鑑定士とともに写真を撮ったり、色々な話もしました。
私のほうから執行官に「任意売却」は競売よりもメリットがあるのか?とたずねたところ、「やめたほうがいい」といわれました。
何でも、ブローカーや悪質不動産業者がいるので、騙される可能性があるとのこと。
色々な任意売却業者がHPで良いような事を記載していますが、やはり、裁判所の人間の言うことを信じてしまい任意売却に関して疑心暗鬼です。
本当のところどうなのでしょうか?こちらのサイトなら信用できると思ったので。

 

回答内容:

M様はじめまして。

正直なところ、裁判所の執行官の意見も正しいといえます。
その背景には、競売落札ができずに不動産の物元を確保できない不動産業者が、
知識も経験もないにも関わらず、安易に任意売却の事業に手を出している事実があるからです。

例えば、利害関係人である債権者にも横柄で自分に都合の良い条件で勝手に事を進めていたり、裁判所の民事執行にも本人を装って、競売評価についての内容を探ってみたり、色々な悪い情報が入ってきます。

地域や物件によっては、ブローカーや悪質不動産業者が押し寄せる事もあるかもしれません。
そういった意味では、債務者の事を考えて、そのようにいう執行官もいるでしょう。

ただし、裁判所の執行官は任意売却の専門家ではありませんし、正規の業者と悪徳業者の違いが判るわけでもありません。

それから、不動産屋と組んで儲けようとする執行官もいるなんて、嘘みたいな話もあります。
(これじゃ、誰を信じて良いかわかりませんよね)

任意売却は住宅金融支援機構も推奨する合理的な手続きです。
http://www.jhf.go.jp/customer/hensai/baikyaku.html

正規の業者であれば、手続きの仕方から、今後の時間軸
該当債権者の処理方針等すべて明確に答えることができます。

実績や経験がないにもかかわらず、インターネット上にもっともらしい広告をしている業者もたくさん見受けられ、私たちもとても心苦しい思いです。

また、債権者のブラックリスト入りをしている業者や全国規模で展開しているといいながら、他の業者に紹介してしまうような業者にも注意してください。
依頼したは良いが、誠意のある売却活動をしてくれない可能性があります。

結論を言いますと、正規の業者が処理をするのであれば、競売よりも任意売却のほうがメリットが大きいです。

我々専門家まで一度詳しい話をお聞かせください。

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http://任意売却で解決.com

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